自閉症療育のプロを求める多くの人達の力になって下さい!
社会福祉法人コロロ学舎加古川

ABOUT 会社紹介

「誰一人として排除しない」社会を作るために

 コロロ学舎加古川の母体である「コロロ発達療育センター」は1983年に設立されました。兵庫県神戸市「コロロ神戸教室」において1998年より自閉症・行動障害と呼ばれる対応の難しい知的障害児者・発達障害児者の方々に、私共の療育プログラム「コロロメソッド」に基づき、状態改善・発達支援を担って参りました。  障害を持つ児童が年齢を重ね、「コロロメソッド」に基づいた療育をライフステージごとに途切れなく実践していくため、保護者の方々が中心となり施設の設立協議会を立ち上げられ、2020年春に兵庫県加古川市で障害者支援施設の開所が実現しました。  コロロ学舎加古川で療育支援を受けている利用者には、障害の重さを理由に他施設では利用を断られてしまうような、対応が困難な方がいらっしゃいます。コロロ学舎で受け入れられなければ、長時間何もない部屋に施錠され一人っきりで過ごさなければならない環境におかれてしまうような方もいらっしゃいます。そんな「排除」ともいえる状況におかれている障害者は社会的に見えないだけで、本当は多くいらっしゃる現実があります。私たちは強度行動障害をお持ちの方でも、コロロ独自の脳科学に基づいた療育技術を用いることで、集団行動を身につけ、みんなと一緒に穏やかな過ごすことのできるようになり、人間らしい生活を送っていただくことができます。  私たちコロロ学舎加古川は「誰一人として排除しない」社会を作ることを目標としております。

BUSINESS 事業内容

コロロメソッドを用いた療育で利用者様の生活を支えています

生活介護・共同生活援助・短期入所のシームレスな支援事業体制
 コロロ学舎加古川を利用される利用者様、ご家族様で「近かったから」「どこでも良かった」という方はいらっしゃいません。「コロロメソッドによる発達を促すプログラムを受けさせたい」「コロロでないと穏やかに安定した生活を送ることはできない」「行動障害が強く、他の施設ではどこも受けてくれない」など、コロロでなければならない理由があって利用されています。  コロロで働くことは、利用者様の人生を豊かにすること、ご家族にとっての希望の光になれること、社会において強度行動障害の方の最後の砦となれるということです。仕事を通じて人の役に立ちたいと考えておられる方にはこの上ないやりがいを感じられます。  体系化されたコロロメソッドを学ぶことで、どうやっても集団に入れない、人にけがを負わせてしまう行動が絶えない等、対応困難と呼ばれる方でもみんなと一緒に穏やかな生活を送れるよう療育・支援できる力が身に付きます。支援学校で何度やっても書けなかった方、発語は出来ないと医師から告げられた方等に対して、学習を通じて概念力を高める学習指導スキルも身に着けることができます。  コロロで働き、自閉症療育のプロを一緒に目指しましょう。そうすることで未だ手を差し伸べることができない多くの方、そのご家族の方々を救うことができます。その一手となって下さる方々を心からお待ちしております。
生活介護事業所「加古川遊館」
集団歩行・ダイナミックリズム(DR)・学習・行動トレーニングなどのコロロメソッドに基づいた作業の他、作業や洗濯・清掃、季節行事やクラブ活動・畑作業・ハイキングや登山などの余暇活動も行っています。
共同生活援助/短期入所「風翠(かざみどり)」
グループホーム風翠(かざみどり)は「槐-えんじゅ-」「樫-かし-」「櫟-くぬぎ-」「椿-つばき-」「桜-さくら-」「楓-かえで-」の6つの棟の総称です。夜間や休日、共同生活を行う住居で生活を支援します。家庭に近い環境と雰囲気を提供し、より自立した行動を確立できるように支援します。 また自宅で介護を行っている方が病気などの理由により介護を行うことができない場合に、障害のある方に障害者支援施設や児童福祉施設等に短期間入所してもらい、入浴、排せつ、食事のほか、必要な介護を行います。
放課後等デイサービス ココロ風音
行動トレーニングや集団学習、戸外歩行、ダイナミックリズムといった コロロメソッドに基づいたプログラムに取り組みます。 【ことばを育てる】 考える力を育て、人とのコミュニケーション力を高めます。 発達段階に応じた目標を立て、コミュニケーションの取り方(サイン等の非言語コミュニケーションや言語コミュニケーション)を教えます。 【身体を育てる】 身体のコントロール力を育て、集中力・持続力を高めます。また、身体の機能分化と協応を狙い、発達障害児者特有の不器用さや動きのぎこちなさにアプローチしていきます。 【社会適応力を育てる】 環境が変わっても適応できる力、社会性を育てます。 また、毎日プログラムの順番や内容を変える事で変化に適応出来る力を伸ばします。1人ひとりの行動を分析し問題行動(パニックやこだわり、他害など)が改善するようプログラムをたてます。

WORK 仕事紹介

他職種がチームワークで利用者様を支援しています

生活支援員
コロロメソッドに基づき、療育活動や生活支援を行います。日中は集団歩行トレーニングの引率、ダイナミックリズム(音楽に合わせて行う集団音楽療法)、概念学習、食事指導を、朝や夜は利用者様の生活面全般のサポートをしていただきます。他にも、保護者の方へのカウンセリング業務、機関誌の執筆、講演会の講師等、キャリアステップを踏んでいただくことで現場以外の様々な業務にも携わっていただけます。
看護師(正看護師・准看護師資格保持者対象)
利用者様の薬のセット、体調不良者や怪我・皮膚疾患等の対応(生活支援員と共に対応)、調剤薬局への薬の受け取り等を実施いただきます。
用務員
施設内外の清掃、施設内の消毒、利用者様の衣類の洗濯とクローゼットへの衣類処理、衣類の縫製、園芸、備品の補充等の中で職員のスキルや勤務時間に合わせて業務内容を相談の上、業務にあたっていただきます。
事務員
福祉会計等の経理業務をはじめ、事務業全般を担っていただきます。 事務員は支援員からキャリアをスタートしていただくため、事務員の直接募集は実施しておりません。

INTERVIEW インタビュー

コロロ学舎加古川 加古川遊館・風翠施設長 羽田雅幸
コロロ学舎への入社のきっかけ、ご経歴は?
大学卒業時は服飾資材メーカーに入社し3年間営業の仕事をしておりました。セールスの仕事をする中で、より人の役に立てる仕事をしたい、困っている人を助けられるような仕事をしたいという思いが高まり、グループ法人である社会福祉法人コロロ学舎に入社し瑞学園の立ち上げに従事しました。瑞学園では20年勤務し、2年前にコロロ学舎加古川の立ち上げ責任者として赴任して現在に至ります。
コロロ学舎加古川の立ち上げの経緯
設立母体は(株)コロロ発達療育センターです。こちらは自閉症児の教室です。成人してもコロロメソッドによる療育を受けられる施設を作るため、ご家族が設立協議会を立ち上げられました。 法人・施設を立ち上げるには、様々な課題を乗り越えること、多くの方々のご協力がないと実現できません。土地の選定、近隣住民の方々のご理解、国の認可など課題をクリアしていくのに17年もの月日がかかりました。 障害を持つ子の親御様にとっては、親亡き後の子の生活というのは大きな問題です。入所できる施設で療育的な生活を支援してもらえる環境を作りたいという思いでできた法人がコロロ学舎加古川になります。コロロ学舎加古川は生活介護、共同生活援助を中心に地域に根差した環境の中で、暮らしと療育を切れ目なく支援できるサービスを実施しています。
目指している障害者支援とは
コロロ学舎加古川の利用者さんは自閉症で強度行動障害を持つ方が多くいらっしゃいます。 強度行動障害の方は、その行動特性による影響を軽減するために、やむを得ず施錠された個室で長時間過ごすという事を、未だに多くの施設で行われているのが現状です。 私たちはコロロメソッドを用いた集団療育を実施することで、利用者さんが集団行動できるようにしていきます。集団行動ができるようになると社会生活の基礎を作ることができますので、様々な活動に参加できるようになるのです。 個室に閉じ込められ、一人っきりで過ごすことが良いはずがありません。私たちは、コロロ学舎加古川を現在利用されている方だけでなく、まだ見ぬ困難な状況に置かれている方々へも目を向けて障害者支援に取り組んで参ります。
どんな方に応募していただきたいですか?
割り切ってやるような仕事ではありません。使命感をもって仕事に取り組んでいける方にご応募いただきたいです。コロロの理念である「誰一人として排除しない」。この言葉に共感されて応募される方は多くいらっしゃいますが、「私たちが利用者の人生を良きものにするんだ」という使命感を持つと共に、確かな理論としっかりとした技術(支援力)があってこそ実現できることです。 日々の利用者さんの変化に気づける目を持ち、探求心を抱きながらより良い支援を追求していける方だとよいですね。そのような気持ちがあれば経験は問いません。私たちはチームで支援をしていきますので、困難な事態が生じても職員同士で助け合うことができます。安心してチャレンジしてください。
今後のビジョンは
開設して2年間は利用者さんの状態改善への支援が中心でした。 今後は支援活動を拡充し、クラブ活動や作業活動、外出行事等をを増やしていきます。また将来的には就労支援等の事業展開もしていきたいと考えております。 全国にはまだまだコロロによる支援を必要とされている方がたくさんいらっしゃいます。そのためにも新たな成人施設設立に向けた取り組みも欠かせません。このような自閉症児者の未来に向けた一翼を担っていただける方、自閉症療育のプロフェッショナルとして一緒に頑張っていきましょう。

BENEFITS 福利厚生

資格取得補助

社会福祉士等、福祉に関わる資格取得はもちろん、バスの運転免許(中型一種)等も補助させていただきます。補助内容は資格により異なりますのでお問い合わせ下さい。

健康診断・ワクチン接種・PCR/抗原検査費負担

予約から費用までの一切を法人で負担します。PCR検査は月に2回、抗原検査は体調に不安がある時に随時受けていただくことができるので、安心して働いていただくことができます。

特別休暇

結婚休暇・慶弔休暇・永年勤続者休暇の制度があります。他にも産休や育休制度もあります。

食事補助

施設内で提供される、管理栄養士によるメニューについて、勤務時間内の食事の補助があります。この補助によりバランスの取れた食事を一食300円前後(食事時間により若干の増減有)で食べることができます。

FAQ よくある質問

選考スケジュールを教えてください。
スケジュール 応募フロー 本サイトよりご希望の求人に応募ください。 ↓ 会社説明会(WEBor現地)  自閉症のことから、一緒に働くスタッフの様子、実際の活動場面など、 コロロのいろんな面をご説明いたします。 一次試験  筆記試験を実施します。  (適性検査) ↓ 一次試験通過者は、面接シートの送信or履歴書・職務経歴書を送付頂きます。 ↓ 最終試験  面接・実技 ↓ 内定 *入職日等はご相談いたします。
転勤はありますか?
事業所は現在、加古川市志方町のみです。そのため転勤原則ありません。 コロログループでは、コロロ発達療育センター、社会福祉法人コロロ学舎があります。全国に教室、施設がありますので、希望すればグループ内移動が可能です。
「コロロメソッド」とはどういったものですか?
コロロメソッドとは、自閉症・広汎性発達障害児・者のために石井聖が開発した療育プログラムです。4つの柱を中心にした療育プログラムです。 1.集団行動プログラム:集団活動に参加します。 2.発語プログラム:文字を書くことによって発語を促します。 3.適応行動プログラム:こだわりや問題行動を軽減し、社会生活を円滑に送ることを目指します。 4.概念学習プログラム:言語力を高め概念力を育てます。対話や意思の疎通を目指します。